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moonwatcher's dialy

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2/20-2/26 蒼く、氷河に覆われた (その2)

2/23(sat)
Aoraki/Mt Cook National Park day3


YHAの宿の付近から見るBlue Lake方面はくっきり。
青空も出ていてなかなかの天気。

0223-1.jpg


でもMt Cookの付近を見ると、霧がかかっていて何も見えない。
天気予報だと雨なのである。

3日目は宿の皆がお勧めしていたSealy Tarns Track(セアリー・ターンズ・トラック)へ。
さあ、今日も張り切って行こうか、と思った矢先に、
Kea Point Walkの入り口で既に雨が降ってきた。
まあ、しょうがない。
年間降水量が4000mmなので屋久島より雨が降るんですよ、ここ。

途中まで昨日も歩いたKea Point Walkを歩き、途中からSealy Tarns Trackへ。
このトラック、地図の説明を見ると結構な装備を必要とするらしい。
というかこういう道をTramping Walkというのだそうだ。
つまり、ちょっとしたハードな道ですよ、ということ。

ふーん、そうなんだと思ってしばらく登っていたら納得した。
途中で切り立った岩場があり、崖側には柵も何にもない。
足を滑らせたら確実に死ぬだろうな。
下界が遥か彼方だもん。
大学の研究室で山好きの先輩が言っていた、「山を舐めるな!」
という言葉が脳裏をよぎる。
たぶんペロペロと舐めてたら舌を切られる事になる。

靴は水浸し、パンツまでグショグショになりようやく2時間後、Sealy Tarnsに到着。
マーベラスな素晴らしい眺めとは程遠い。
ガスっててほとんど見えない。
まあ、これはこれでおつでいいんだけど。
でも晴れてる方が良かったと思う、素直に言うと。

0223-2.jpg


頂上で5分も休んでいないのにすぐに体が冷えてきた。
寒い、かなり。
すぐに撤収して下を目指す。
更に2時間ほどかかる、この先のMueller Hut(ミューラー小屋)は諦めた。
寒さでもう完全に帰りたいモードになってしまった。
行きに2時間、頂上に5分、また帰りに2時間かけて戻る。
考えようによってはすごい贅沢な時間の使い方じゃないのかな。
今、文章打っててそう思った。

そしてたまにある、滑ったら奈落の底行きの危険地帯に心底ビビリながらも
コースをひたすら降りて行き、1時間後、山の麓まで降りてきた。
このまま戻るのもちょっと癪だったので、Kea Pointの方も行ってみたのだが、
こちらも360度視界不良。
ほとんど何も見えず。

0223-3.jpg


結局、往復5時間ほどかかりYHAまで戻ってきたが、
雨の中の根性焼きみたいなトランピングだった。
風邪を引かなかっただけラッキーなのかも。

夕食はチキンラーメンに卵を乗せて食べようとしたが、
全く持ってイメージしてた味とは違うものに。
屈辱を味会う。

真夜中から嵐。
丸太で建てられた建物が軋み、屋根が飛ばされるかと思った。
それはそれでネタとして面白いのだが。


0223-4.jpg

Sealy Tarns, Aoraki/Mt Cook National Park, Te Wahipounamu


2/24(sun) Aoraki/Mt Cook National Park - Queenstown

昨日の天気予報では今日は嵐だったはずなのに、起きたら快晴。
当てにならん!

0224-1.jpg


Queenstown行きのバスが午後2時20分発なので、それまで暇。
宿でぼんやりするのは勿体無かったので、
もう一度それほど距離もないKea Pointに行ってみた。

今日は多少雲も出ているがMt Cookまでくっきり見える。
おお、と溜息をつくほど素晴らしい景色に心躍る。
強い風に吹かれながらも時間ギリギリまで粘った。
分かりにくいかもしれないが、湖に面している低い土地の部分が氷河である。

0224-2.jpg


定刻通りAoraki/Mt Cook Villageを出発。
NZのバス、時間には正確。
全く持って遅刻はできない。

途中、Omarama(オマラマ)という所で休憩。
ここでボーイズンベリーのアイスクリームを食べる。
美味しい。
これで$2とは安い。

0224-3.jpg


そしてまた1時間後、Cromwellでまた休憩。
バスって1時間に1回というペースで休憩するの?
ここでの休憩所はフルーツを売るちょっとした売店の前で、
安くて新鮮そうな品々が並んでいた。
買おうか迷った挙句買わず、これはちょっと後から後悔した。

0224-4.jpg


そして夕方6時、ニュージーランドのアクティブレジャーの総本山、
Queenstown(クィーンズタウン)に到着。
かなり人通りもあり町も賑やかな様相。

0224-5.jpg


夜の街も散策、バーとかも何軒もあって盛り上がっている。
でも夜半からけっこうな雨が降ってきて、たちまち靄も立ち込めてきて陰鬱な雰囲気に。
この辺の感じは、死体が埋まってそうなTasmaniaのQueenstownと通じるところがあるかも。


0224-6.jpg

Mt Cook(Aoraki)の頂を快晴のKea Pointから見た


2/25(mon)
Queenstown day2


午前中、まずはYHAに併設されてあるネットカフェでメールチェック。
しかし、返信のメールを打っている途中、
なんとブレーカーが飛び室内にあった全電化製品がダウン。
もちろん打ちかけの文章のデータもパーに。
ありえないでしょ!!
当然客はブーイング、でも店員はただはにかむのみ。
Queenstownのハニカミ王子は日本とは全く別の職種である。

そしてスタバでQueenstownでどこに行こうかの一人作戦会議。
この辺は劇団ひとりと同じ雰囲気を想像して頂きたい。

0225-1.jpg


マックでビックマックを食べた後、
Lake Wakatipu(ワカティプ湖)湖畔を散策。
南半球で唯一の蒸気船、TSSアーンスロー号がちょうど目の前に来て、
かなり人が集まってくる。

0225-2.jpg


そして夕方から高台にあるSkyline Complexという複合レジャー施設に行ってみることに。
ここから町を見下ろせる事ができる、皆のお勧めな場所。
頂上まではゴンドラが通っていて約5分で行けるが、
往復で$21とちょっと値段が張る。
歩いてもここまで行けるので、森林ウォークがてら歩いていく事に。
でもこれが結構な急坂。
ちょっときついながらも、85歳のじいさんも登っている事なので、
弱音を吐かず根気よく登る。
一時間ぐらいかな、頂上に到着。
確かに皆が勧めるだけあっていい眺め。

0225-3.jpg


ここではバンジーができる。でもやらない。
昔、群馬県の猿ヶ京で一度やった事があるから。
その時は知らぬ間に首を捻り、翌日から激痛で1週間ぐらい正面しか向けなくなった。
この痛み、人生でベスト10に入るぐらいの肉体的苦痛だった。
バンジーで首を痛めるなんて聞いた事がなかったが、痛める事はあるのである。
そしてあんな痛みはもうコリゴリ。

0225-4.jpg


他にも、リュージュなんてお洒落な乗り物にも乗れたのだが、
一人でやる気もしないのでパス。
1時間半ぐらいボケッとして帰りは$10払ってゴンドラに乗って下まで降りた。

夜は明日に備えて早めの就寝。


0225-5.jpg

path to Skyline Complex, Queenstown, Otago


2/26(tue)
Queenstown day3


世界遺産地域Te Wahipounamu(テ・ワヒポナウム)の一角、
Fioldland National Park(フィヨルドランド国立公園)にある、
Milford Sound(ミルフォード・サウンド)に行く。
ここは、ニュージーランドが世界に誇るフィヨルド観光の目玉である。
このMilford Sound、キーウィなら誰しも死ぬまでには一度は必ず訪れたい場所だそう。
素晴らしいね、そういうの。
自分が日本国内で死ぬまでに一度は訪れたい場所はというと吉野と四万十川。

ちなみに、Milford Soundと言われているが、
Fiord(フィヨルド)であってSound(入り江)ではない。
最初に命名した人がフィヨルドを知らなかったというオチなのである。
それがそのまま慣習により間違ったままの名前で今日まで呼ばれている。
やはり物事はある程度知っていた方が恥はかかない。

QueenstownからMilford Soundまで片道約5時間かかるので、出発も早い。
6時半に起床。外は真っ暗。
ああ、きつい。
相変わらず低血圧だ。
高血圧よりはいいのだろうけど。

今回のツアーはBBQバスという、少人数で行くバスツアー。
少人数なのに日本人がいると必ず日本語ガイドがついてくる。
いつも英語のツアーで、ガイドが言ってる事の半分も理解していないことばかりだったが、
今回のこのツアーで、改めて日本語ツアーのよさを知った。

Milford Soundまで行く途中にある湖畔の町、Te anau(テ・アナウ)で30分ほどブレーク。
ここで眠気覚ましにコーヒーを一杯。

そして、公園内に突入。
まずは、森の中をしばらく走った後、
いきなり開けた土地が広がりそこにバスが写真ストップで停車。
場所の名前だがメモるのを忘れてしまった。
"Avenue of Disappearing Mountains(山が消えていく道)"でいいんだっけか?

0226-1.jpg


その後すぐにLake Mirror(ミラー湖)に立ち寄る。
文字通り鏡みたいな綺麗な湖。

0226-2.jpg


その後、どこかの苔生したトラックの手前にちょっとしたスペースがあり、
そこでお昼ご飯。
BBQバスということだけあって食事はニュージー式BBQ。
オーストラリアのBBQと変わりなかったが、
ケバブがでてきて、それはかなりいけた。
ここで、1時間ぐらいいたのかな。

そしてバスはMilford Soundに向って走ってゆく。
途中、滝や小川に立ち寄るのだが、どこも水が半端じゃなく綺麗。
サザンアルプスの雪解け水とよく降る雨が、
この大地に素晴らしい恵みをもたらしてくれる。
実際に飲むと、ものすごく美味しい。
水を飲んで、これほど美味しいと思う事はそうそう無い。
本当にニュージーランドは水に恵まれた国である。

0226-3.jpg


Milford soundは年間降水雨量が7000mmというとんでもない所。
晴れている方が珍しい。
当然今日も途中から雨が降ってきた。

Homer Tunnel(ホーマートンネル)というエライ工事が大変だったトンネルに差し掛かる。
難攻不落な岩盤だったそうで、大工事だったそうな。
トンネル内に入ってみるとコンクリート等で補強していなく岩盤が剥き出し。
確かに固そう。
そしてここのトンネルの入り口が、かなりの荒涼感を醸し出していて、
こういう光景が好きな人には堪らないかも。

2時まで後10分前ぐらいのところで、Milford Soundの波止場に到着。
そして2時出発の観光船にすぐに乗りこむ。
フィヨルド観光はノルウェーに行った以来の2度目だが、
やはり素晴らしいものがある。
海面から切り立った斜面がはるか上空までの伸び、
その壁面に幾つもの滝が流れている。

0226-4.jpg


フィヨルド内にはイルカやオットセイ等がいて、
海の中の自然も豊かな証拠。

0226-5.jpg


そしてナイアガラの滝の三倍の高さを誇る瀑布、Stirling Falls(スターリング・フォール)に、
船はギリギリまで近づいてゆく。
人もカメラもずぶ濡れになりちょっと心配になるも、
船内で水を綺麗にふき取り正常動作を確認でき安心。

0226-6.jpg


途中、雲の隙間から晴れ間がのぞく。
そこで見る、フィヨルドはまた違った色になり、それも見る目を誘う。
前回のノルウェーのフィヨルドといい、今回のニュージーランドといい
雨に祟られる。
やはり、フィヨルド地帯って雨が多い場所なのだろう。

0226-7.jpg


約2時間のクルーズが終り、波止場に戻ってくる。
ここのターミナルがこの国立公園内で一番高い建物だが、
かなりこじんまりとしている。
国立公園内なんかに立派な建物なんていらないよね。

そして帰りはオプションでヘリツアー、飛行機ツアーというのもあったのだが、
高いので当然行けない。
老後の楽しみにする事にした。
そんな歳まで生きているかどうか分からないけど。
それから約4時間かけて、Queenstownに戻る。

帰りのバスの中では、BBQバスのオーナー婦人で、且つガイドでもある日本人の女性の方と、
他にもこのツアーに参加された定年間近の日本人男性二人組みとトーク。
まだ何とか日本社会のビジネストークにはついていけるみたいで助かった。
そして最近よく思うのは、
学校を出てから一つの会社で定年まで勤めてあげる人って本当に凄いという事。
ご覧の通り、自分には無理だったので。
自分と同じような境遇のガイドの方と二人で素直に感心していた。


0226-8.jpg

Milford Sound, Fiordland National Park, Te Wahipounamu
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  1. 2008/03/02(日) 12:20:35|
  2. 旅行記 NZ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:7
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コメント

ありがとう!
俺も必ずニュージーランドに行く!!
と心に決めた。

それにしても寒そうな涼しそうな…
スイスオーストリアの山岳部みたいな感じだね。
  1. URL |
  2. 2008/03/03(月) 15:33:46 |
  3. jun #-
  4. [ 編集]

windowsの壁紙に使えそうな写真いっぱいです。

もう、文章と写真で本も書けそうだねぇ
  1. URL |
  2. 2008/03/04(火) 00:28:34 |
  3. ミッツィーV3 #-
  4. [ 編集]

>junさん
いえいえ、どうもいたしまして。
ブログを通じて、こうして色々な人にNZの良さを伝えていければなと考えています。
本当に素晴らしい所なのでお待ちしております。

日中は日が差すとすごく気持ちいいのですが、
曇りもしくは雨の時はかなり寒いです。
夏でも長袖は必須ですね。
そんな天候の時はフリースやパーカーを着ていないと凍えます。

先日、スイス人の学生と知り合ったのですが、
junさんと同じようなコメントを感想として述べたら、
「うーん、確かに似ているけど、スイスはもっと大地が緑だよ」
との事でした。
確かにNZはどちらかというと茶色の大地が広がっているという感じです。


>ミッツィーV3さん
ええ、既に僕のノートブックの壁紙に使っています(笑)。
もし欲しい写真があればご連絡くださいね。
JPEG生データをお送りいたしますよ。

ガリ版印刷でもいいから自費出版しようかな。
うーん、うーーん、……。
  1. URL |
  2. 2008/03/04(火) 17:44:56 |
  3. moonwatcher #-
  4. [ 編集]

Mueller Hutに泊まりで行ったんです。ヒザまで埋まるくらいのすごい雪で、「も、もうアカン…」って感じだったんです。それなのに、上の方から「キャッキャ」って声が聞こえたかと思うと、60~70代くらいの日本人のおじちゃんおばちゃん達が10人くらい雪の上をお尻で滑りながら降りてきて、「おねーちゃん、もう少し!頑張れー!」ってそのまま滑って去って行きました。日本の中高年ってほんとすごいです。私たちがあの年になった時にあそこまで元気でいられるか…。不安です…。
AUSでもNZでもあんまりトンネルって見なかったですよね。
だからHomer Tunnelはなんだか日本を思い出しました。
バンジーが×なら、スカイダイビングなんていかがでしょう???笑
※コメント長くなってスミマセン。。。。
  1. URL |
  2. 2008/03/06(木) 16:48:59 |
  3. かちゃら #5o3Gq.nI
  4. [ 編集]

>かちゃらさん
日本の熟年層の人たち元気ですよね。
ビックリです。
Red Tarnsで上から降りてきた人も60歳近い人でした。
自分はこの人達より確実に体力がありません。
年齢ではありませんね。

そう言われてみれば、トンネルって確かに見ませんでしたね。
僕は全く日本を思い出しませんでした(笑)。

スカイダイビングなんてしたらたぶんパンツを濡らす事になるのではと思います。
うーん、さすがにタンデムダイビングでそれは恥ずかしいので、
遠慮させて頂きたいと思います。
かちゃらさんは両方ともやられたのですか?

追記:
ご覧の通り、僕もコメントは長くなる方なので全くかまいませんよ。
  1. URL |
  2. 2008/03/08(土) 12:16:42 |
  3. moonwatcher #-
  4. [ 編集]

確かに年齢ではないですよね…。
体力はなくても、せめて、せめて好奇心は持ち続けたいと思ってます。

バンジーはやろう!と思っていた北島のTaupoに行く直前、
「最近人が落ちたらしい」と聞いてやめました…。
スカイダイビングは絶対やろうと決めていたので
Wanakaでタンデムで飛びました。
一生忘れられない最高の思い出ですが、怖かったです。
1回で満足です。もうしません(泣
  1. URL |
  2. 2008/03/09(日) 20:21:25 |
  3. かちゃら #5o3Gq.nI
  4. [ 編集]

>かちゃらさん
僕が猿ヶ京でやったバンジージャンプですが、
1年後、人が落ちました…。
そういう話を聞くとやはり怖いですよね。

ハハハ、なるほど。
スカイダイビングって、見てると、気持ち良さそうだなーって思えるんですが、
パラシュートが開かなかったらどうしよう、とか考えちゃうんです。
  1. URL |
  2. 2008/03/15(土) 05:47:51 |
  3. moonwatcher #-
  4. [ 編集]

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Author:moonwatcher
気がついてみたらドロップアウト。
1年4ヶ月間、オーストラリア・ニュージーランド放浪をし、日本へ帰国。
さあ、明日はどこに行こう?

感謝のお便りは:esesplash@hotmail.com

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